Vapeってなに？安全性と人気の発端を解説

喫煙に対して規制が厳しくなる中、米国カリフォルニアを中心に人気を高めているのが次世代の電子タバコ・Vape（ベイプ)です。

Vapeとは

Vapeとは、Vaporizer（ヴェポライザー・ベイポライザー）の略で、蒸発した成分を吸入する器具のことを言います。

Vapeは全世界で3500億円を超える市場と言われる話題の電子煙草アイテムの一種。多くの人が禁煙、節煙、または葉巻のように香りを嗜む用途で愛用しています。最近では街中でもお洒落に使えるものが多く出回っています。

本来のタバコのように煙が出ますが、電子タバコは煙ではなくリキッド（香りのする液体）を熱した水蒸気を吸引します。

今や、セレブやブランドショップなどをメディアがピックアップしたことにより、急激に注目度が上昇中。

Vapeの安全性に付いて

Vapeの安全性で議論されているのはその電子タバコ本体ではなく、リキッド（液体）の安全性です。

タバコとリキッドを比べてどうかというのは、リンゴとブドウを比べているようなもので、一概にもどちらが安全という見極めは極めて難しいと思われます。

現状として、販売されているリキッドが確実に安全だという保証はありません。その理由は、長期的な影響を把握する調査と時間が足りていないとされています。生産元は日本国産製や海外製と分かれますが、生産先により規制が違うことにも注意してください。 わかりやすい例でいうと、日本国内で売られているリキッドは、ニコチン成分の配合が禁止されています。